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2019.01.22 | NEWS:スタッフブログ
大変遅いご挨拶となりましたが、明けましておめでとうございます。
新年の初出(1/5でした)からはや2週間以上経過しました。
皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
弊社では初出にまずオフィスに集まり、今年の会社としての方針を共有・ディスカッションし、京都の八坂神社へご祈祷をして頂く、毎年恒例の行事があります。
そしてその後は八坂神社付近で宴会…と何とも楽しみな日なのですが、今年は祇園四条駅から八坂神社に向かう道中に何必館(かひつかん)という美術館があり、建物が建築の観点からも面白く、著名な写真家の展示期間ということで足を運んできました。
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さて、いざ何必館に到着すると四条通の中で一際目立つ、少し変わった佇まいの建物が目に入ってきました。年始ということもあり大勢の人がいたので立ち止まって写真は撮れなかったのですが、外観もさることながら内観も趣があり、展示物と共に楽しめるので建築がお好きな方にもおすすめです。
展示の感想ですが、ヒトコトで言うと「うっとり」しました。
パリの情景や人々のやりとりが目の前で繰り広がれているようで、まだパリに行ったことがない私も「あぁ、パリってこんなに愛に溢れた場所なんだ」と、写真の1枚1枚が説得力を持って語りかけてくるようでした。ドアノーの写真の中で、最も有名な「市役所前のキス」1950年 はまさにパリの自由と愛の象徴のようで、ますますパリへの憧れが膨らみました。
また館長がドアノーと知り合いだということから(すごい!)、人柄に関する文書が展示の合間に掲げられており、読んでいるとドアノーが何者なのか少し知れた気になり親しみが湧くことも、写真への距離が近づく一因なのかもしれません。
その文書の中でも一際心に残り、思わずメモを取ってしまった言葉があります。
「伝書バトが地図を読むことを覚えたとしたら、きっと方向感覚を失ってしまうだろう。
自分にとって大事なことは、大きな好奇心を持ってパリの雑踏の中を自由に歩き回ることだ。」
パリ以外どこにも旅行したことがないドアノーの言葉は、どこにでも気軽に早く・安く行くことが出来て、あまりにも情報が溢れる世の中になった今だからこそ、胸に訴えかける力強さがありました。
楽園不動産も、枚方を中心に不動産を探す会社です。
大きな好奇心を持って枚方を散策し、お客様の土地探しに一役買って出れるような存在になれればなと、新年から考えさせられた素晴らしい展示でした。
展示は1/20までの予定でしたが、好評のため2/11まで延長されているようです。建築が好きな方、写真が好きな方は是非立ち寄ってみてください。
何必館(かひつかん)WEBページ
http://www.kahitsukan.or.jp/frame.html
何必館という変わった名前の由来も上記WEBページに記載されているのですが、シビれます!
思わず呻ってしまうほど…。是非ご覧下さい。(栗本)
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