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建築研究会@大阪

2016.11.18 | BLOG:建築巡礼

IFA建築研究会に参加してきました。
お客様であった紺谷。IFA通信で報告を読んでいましたが、今回は、社員として自分が参加です。15085538_1027253034053565_8943310389464977541_n[1]

安藤忠雄の元実家というマニアックなスタートから、
安藤忠雄設計の「日本橋の家」(現ギャラリー)にて建築家の住宅模型展を鑑賞し、
岸和朗設計の「日本橋の家」(間口なんと2.5メートル!)、
村野藤吾設計の「大成閣」にて昼食をとり、
安藤忠雄設計の「galleria acca」
移動して安藤忠雄の代表作、「住吉の長屋」で時を刻んでもなお美しいファサードに感動し、
村野藤吾の処女作かつ最晩年作である「日本基督教団 南大阪教会」を見学。
そこから、交久瀬さんの在籍したヘキサによる「Rojiコート」、
天王寺の元村野藤吾の事務所を外観から見学し、是非とも中を見たいと願いつつ、
最後は社長のご希望で、ハルカスに上るという。
なかなかお腹一杯!なコースでした。

今回、日本橋の家では、元住人であり、最近ギャラリーへとリニューアルされた金森氏、
南大阪協会では、牧師様にお話を伺うことができました。

日本橋の家は、間口3m、奥行15m、建坪13坪の都市型狭小住宅です。
行ってみて驚くほど、にぎやかな街中にあって、誰もが通り過ぎてしまいそうな細い間口の建物です。
入ってみると、細い階段で上へ導かれ、3階部分の中庭に着きます。
この部分には、住み始めてから可動式の屋根をつけられたとのこと。
中庭には、左右二つの階段が向いあっていて、4階の2つの子供部屋へとつながります。
そう、子供部屋の行き来は、一度階段を下りて上らないといけないわけです。IMG_9307

住吉の長屋は、中庭に屋根がありません。
トイレに行くのも傘をささないといけない。これは有名な話ですね。

日本橋の家のエントランスには、安藤さんからのお手紙が貼ってありました。
「難しい家だと思いますが、頑張って住んでください。」IMG_93092コンクリート打ち放しの家は、かっこいいですが、寒さや結露などもあり、
一般人からすると、住みこなすのが難しいのでは?と感じます。
しかし、金森さんは、本当にこのお住まいを気に入っておられて、
住んでいたころの様々なエピソードや、好きな空間、好きな時間など色々お話下さいました。
この安藤建築のすばらしさを、皆さんに伝えたい思いで、
ギャラリーとしてリニューアルされたそうです。

1981年に建てられた日本基督教団 南大阪教会の礼拝堂も、
とても大切に使われており、ほぼオリジナルそのものの姿を見ることができました。
カタコンベをイメージししてつくられたという教会内部は、
静寂で落ち着いた空間となっていて、
凹凸感のある壁面や、オリジナルの照明と控え目にあけられた窓のリズム、
年月を重ねた家具や手すりなどの使い込まれた雰囲気も、
全てが奇をてらわず、丁寧につくられた、居心地のいい建物でした。
(内部写真は掲載不可とのことです。)

こちらは日本基督教団 南大阪教会の塔屋。こちらは1928年に建てられたもの。IMG_9319どちらの建物も、建築家の思いがこもった作品を、
使う人が価値を認め、本当に愛情をもって使ってこられたのが伝わりました。
共に年月を経ていますが、古さではなく、「生きている」建物として、
現在進行形で使用され、人々に愛されているというのが素晴らしいですよね。

ライターでもなんでもなく、すごく素人の感想で恥ずかしいですが、
建築研究会のツアーを通じて、愛着を持って使われていく建物、
まさに「次の世代に住み継がれる家づくり」というIFAのコンセプトに、
自分も貢献していければなぁと思った一日でした。

それにしても、交久瀬・真島両先生の知識には驚きました。
私ももっと勉強しないといけません!
アテンドして下さった交久瀬先生、企画して下さった菊井室長、
皆様、ありがとうございました!

楽園不動産でも建築家展、続きます。詳しくは、こちらから。(紺谷)

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